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べーしっ君


どうしても4巻だけ入手困難

   

孤独について

読書感想文

こういうあまり面白くない類の本を読みたいと思うとき理由は3つあって、

 1.今の自分の考えと対比してみて、世間との距離感を確かめたい
 2.思いがけない新しい発想があるかもしれないという期待
 3.気分転換

しかし読後のたいていは、「1.あまり共感もせず反感も持たず無印象で、
2.あまり新しくなく、3.むしろ気分が鬱々としてしまう」結果が多いのですが、
さて今回はどうでしょうか、という感じで。


・・・あまり苦労せずに育ったインテリ系のよくいるニートが、
孤独と死について悶々と語っている本のようでした。

帯に「壮絶な孤独体験」とか書いてありますけど、極めて普通の人生だと思う。
なんていうか、自費出版の自叙伝みたいな雰囲気ですね。
若くてウブい大学生が思いがけず共感しちゃったりするかもしれませんが・・・


全体的に大学の教科書風で偉そうな文体なんで、
正直、読んでてそんなに気分はよくないですが、
こういう本はだいたいこんな感じですかね。



   

とことん!部落問題

読書感想文


ある被差別部落の歴史で消化不良だったのを補う意味で読んでみました。

被差別部落出身のフリーライターによるルポの記事の編集(まとめ)本です。


冒頭からの挑発的なエセーは私の好みではありませんが、中心となるルポルタージュは
いわゆる「緻密にやられた」たいへん良質で貴重なものだという印象を受けました。

私自身の3つの興味、

 1.部落とは何か
 2.部落の歴史
 3.「部落問題」とは何か

の3番目のやつに十分答えてくれたと思う本です。

ちょっとばかり時代が最近(著者は1960年代生まれ)なので、「ちょっと前の」という
但し書きはついてしまうのですが、「部落問題」と「部落問題を語る世間」について、
なんとなくのイメージをこの本は描いてくれています。


この本で著者の意図するところはよくわかりませんが
著者がその「緻密な」取材で書き下ろした数々の事態を知ることでより、
「部落問題の問題」についてのよりよい理解を与えてくれると感じます。


具体的にどこがどうだと表現できないんですが、、、こういう空気でこういう見方、
このくらいのさじ加減で、このくらいのレベル感、、、みたいな。


私自身「部落問題」というものにまだ明確な理解と結論を得ていませんが、
「部落問題の問題」について、より身近に感じることができた本です。

私は著者と一回りも年が離れているせいか、この(部落)問題に対する全ての面で
著者と対立する意見しか持ち合わせていませんが、著者の意見にたとい同意できなくとも、
「部落問題の問題」を知るために本書を知ることは非常に意味がありました。




   

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

読書感想文


本のタイトルはなんていうか俗っぽいんですが、
職業トレーナーが書いた筋トレの薦め、みたいな本です。

「仕事ができる=成功者」を前提を置かれてるフシがあるので、
ちょっとよくあるビジネス啓蒙書(自己啓発本)のようなテイストですが。


著者はよくよく人物観察力に優れており、筋トレに(人生に)成功している人を
よくよく観察・分析してとてもわかりやすく紹介してくれています。
そしてまた、ぜひともこのような心構えで筋トレには臨んでほしい、
というようなまとめになっています。

新書の割に密度が高く、自分を振り返るという意味で多くの気づきが得られる良書だと思います。

筋トレ(フィットネス or 人生)はやはり一朝一夕にはなしえず、
一朝一夕で終わらせるものでもないことも本書でとくとく説明しているのですが、、、

その長い道程で、次に自分が何をなすべきか見失ってしまったときに、
この本で紹介されている多くの(筋トレ)成功者の特徴と行動を学ぶことで、
自分が今どの過程にあるかをこの本で確認できるのではないかと思います。


それで一体この本は何の用の本かというと、、、

やはり、筋トレを成功させるための啓発本だと、思います。
(筋トレのモチベーションもちょっとあがると思います)