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Googleを支える技術

読書感想文

Googleを支える技術

巨大システムの内側の世界
WEB+DB PRESS plusシリーズ

著者: 西田圭介
出版社: 技術評論社
サイズ: 単行本
ページ数: 271p
発行年月: 2008年04月
ISBN:9784774134321

Goooooooooogleの本

内容はというと、Googleが公開している技術論文から、

・検索エンジン
・分散アーキテクチャ(ファイルシステムとDB)
・電力消費等の解析
・体制

というところをちょっとかいつまんで翻訳して解説している本です。
ボリューム的には、分散システムと電力のところが一番ボリュームがあり、
ちょっと数学(情報工学)的な用語も使って解説していします。


例によってアマゾンのレビューでは高得点の本ですが、
技術評論社の本にしては、実用書なのか読本なのかはっきりしないところがあります。

技術書として読むには応用が利かず、
読本にしては内容が難しすぎる、

ターゲットの読者が極めて中途半端な本に仕上がっています。

Googleが好き勝手やってることを解説しているだけなので、
それについてどうなのかということを論理的に述べていないのは残念です。

彼らの仕事は質量ともにたいへん特異な仕事だということは誰でもわかりますが、
彼らの仕事をどう評価するか、
という点でもっと客観的に分析してもいいんじゃないかと思います。

ちょっと色々かじってマニア気取りになりたい彼のための本、というところでしょうか。
=本当にちゃんと内容を知り理解したいなら、原本をあたる必要があります。
日本語でざっと内容に目を通しておきたい、という用途には割と向いていますが、
それだとせっかく詳細に解説してくれている部分がもったいない気がします。

帯に短し襷(たすき)に長し


Googleは、
  • GFSという独自のファイルシステムで、
  • BigTableという独自のデータベースで、
  • スケールアウト(分散・並列)重視のアーキテクチャで、
  • ハードディスクは温度が低いと逆に壊れやすいらしい
ということを既に知っている人なら、あえて読む必要は無いと思われます。


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