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共生経済が始まる 世界恐慌を生き抜く道

読書感想文



竹中平蔵をはじめ、最近は妙に目立つ変なエコノミストばっかり見せられて、
もう日本にはマトモな経済学者は残っておらんのかと思っていたら、

いた、という感じ。


最近、教育テレビ「”貧困”国家 日本の深層」で語り手をされていたのをみて、

あっ、ウルトラ怪獣みたいな人(髪型)!

と思ったのがきっかけ。


中曽根政権から累々と続いた新自由主義経済・政策、グローバライゼーションを
批判し続けてきた自身の記事を、再編し一冊にまとめた本です。

現代の市場主義な経済を、「ずっと批判してきた」という一貫性という面においても
評価が高い著者ですが、本書はところどころ?と思う発想の飛躍も感じられるものの、
知識人・学識者の社会的役割として本当に立派な仕事をなされていると感じます。


「小選挙区比例代表併用制は民意を反映していない」のくだりでは、
久しぶりに、かつての小泉郵政「9.11総選挙」も思い出され、
あぁ、あれはまさに、ITバブルのアレにも似た世の末の劇場だったのだなぁ、
と懐かしくもあらためて感じたりさせてくれます。


肝心の「これからの共生社会」とはいかなるものか、という肝心のところは、
「これから描く絵」としてお茶を濁された感もありますが、、、


学生が学生として社会におかれているのは、

学生として学ばせてもらったことを社会、世界に奉仕還元する為なのであって、

マネーゲームや金儲けをするために学生をやらせてもらったのではないのだと、

説教されてふと我に返るような、そんな内容にもなっているんじゃないかな、と思います。

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