なっとくする電子回路/なっとくするディジタル電子回路
2009年10月27日(火) 01:00 JST

さいきん読書感想文のペースが追いついてなくて、
印象に残らない本はもう、読んだことすら忘れてしまってる今日この頃。
ずっとさぼっていた電子工作系の復習をかねて、
非常に評判の良い(らしい)入門書2冊を読んでみました。
「なっとくの電子回路」のほうは、いつもの基本、トランジスタとダイオードです。
・・・うーん、まぁ、半導体中心ですかね。CR系の言及は少ないです。
しかし、バイポーラ(トランジスタ)よりも先にOPアンプを説明するあたりが、
非常に実践的なのかもしれません。
エミッタフォロアとかあのへんで躓いてしまうより、とにかくOPアンプの使い方を
マスターしたほうが、実用面ではかなり役に立ちますからね。
「なっとくするデジタル回路」のほうは、ちょっと残念ながら、
他のデジタル回路系入門書同様、論理回路・論理演算の習得に終始しています。
電子モノとしてはやっぱり「なっとくする電子回路」のほうが、面白いですかね・・・
非常に工学的な実践入門書の印象です。
半導体の電子がどうの量子がどうのという話はまったく無いので、
純粋に電子工作を楽しみたい人には丁度良い難易度だと思います。
個人的には回路設計の手順(回路定数や抵抗値を決める手順)が
丁寧に説明されているところが非常に好感が持てます。
内容を十二分に理解するにはやっぱりちゃんとしっかり読んで、
足りない知識は他で補完する必要はあるとは思いますが、
他の同じような電子回路入門書に比べると、余計な知識をばっさり省略して
すっきりとまとまっているところは非常に読みやすい本です。
「なっとくする電子回路」のほうは復習にも丁度良くて、おすすめです。