スティーブ・ジョブズの流儀
2009年8月 4日(火) 02:08 JST

私にとってのスティーブ本、第2弾。
「スティーブ・ジョブズ 「超」仕事力」でやっぱり消化不良だったというのが本音のところで、
本のタイトルはNHKのアレっぽくてちょっと不安だったのですが、
この変な邦題以外は、意外に良かったと思います。
どうもジョブズの評伝本というのは、内容はみんな同じみたいなことがあちこちで
書かれいるようですが、この本も同様、知られざる衝撃の事実みたいなものは皆無です。
表題が「ジョブズの流儀」という、例のプロフェッショナルな仕事のあれなのですが、
ジョブズのかかわった仕事を中心に解説しているところがなかなかよかったところです。
ジョブズがアップルで何をしたのかしなかったのか、
ジョブズがNextで何をしたのかしなかったのか、
ジョブズがピクサーで何をしようとして何をしようとしないのか。
といったことが、いつものエピソードを添えて、とってもわかりやすく説明されています。
もしあなたが会社人ならば、「あーこういう上司みたいな感じかな」と、想像しやすくなることでしょう。
特筆すべきエピソードというものはこの本にはあまり無いのですが、
ジョブズの(というよりジョブズのかかわった仕事の)本質的なところが正しく書かれていると思います。
たとえばMacのデザイン、「シンプルとは複雑さを追求した結果」というポリシー、
「顧客体験」を最重要とする信念・方向性、ソニーを高く評価する企業ものさし、
など、ジョブズの仕事の基本、性格みたいなものをしっかりととらえています。
「画面にはとても見た目のよいボタンを配した。思わずなめたくなるだろう」
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