子どもにケータイもたせていいですか?
2010年5月26日(水) 00:00 JST

著者は元教師でITに割りと詳しい(?)SNSライター。
理系の専門家ではないけれど、ネット(の世界)には詳しいよ、
という方が指導する、子供とケータイに関するアドバイスの本です。
ケータイが良いとか害があるとか無いとかいう議論の本ではなくて、
あくまで、子供にケータイを持たせるべきかどうか悩んでる方に向けた、
ある意味では育児書のような、そんな本です。
技術寄り人の私が読んでも十分に納得のいく丁寧な説明が、
一問一答形式で非常に簡潔で、わかりやすくて、良いと思います。
技術者とか医者とかに語らせると、自分の専門というか持論が強すぎて、
特にITやネット、ゲームなどに関することは極論になりやすいきらいがあるんですが、
ネット(というか、SNSやケータイなどのネットコミュニティ)に対する距離感というか、
安全を確保するために必要なリテラシーというか、そういう次元のものを、
やさしく説明されています。
これはどちらかというとケータイをもちたがってる子供本人に読ませると良いと思う。
良識のある大人が、子供とケータイについてどのように考えているかがよくわかるから。
親の言うことは聞けなくても、この本のいうことは理解できると思うし。
それで結局、こどもにケータイをもたせて良いのかどうかというとこですが、
持たせるのは良くない、でも、だから持たせないという結論にはならない。
というところが、本書のおとしどころかな、と思います。