ヤマハの企業文化とCSR
2009年6月 3日(水) 22:57 JST

ホンダの本を読んだ後なので、次はヤマハの本です(トヨタではない)。
・・・それほどヤマハに興味があるわけでもなかったのですが、
非常にすっきりとヤマハについて「まとめ」が書いてある、歴史教科書的な一冊です。
ヤマハの企業活動の範囲は多岐にわたるので細かいところには触れていませんが、
創始者、山葉寅楠の日本楽器時代(創設期)と、
川上嘉市による経営再建からヤマハ発動機あたりまで、
の2つの大きなできごとを中心に、ある種論評的な立場でヤマハを書いています。
ヤマハの創始者の山葉寅楠は本書の中で、今風で言うところの、
成功ベンチャー企業のお手本として紹介されており、
「男は男に惚れられなければ事業に成功できない」
の言葉から感じるような、非常に経営に情熱を傾けた人物であると書かれています。
また、経営再建に臨む川上嘉市の当時の心構えなどを読み解くにつれ、
ヤマハという企業が、非常に経営的、組織的、サラリーマン的な情熱に
支えられた企業であることが、なんとなくこの本から伝わってくるような気がします。
個人的にはなんとなく松下っぽい気もしてあまり好きませんが、さて。。。
この1冊でヤマハという企業はだいたい理解できるので、
ヤマハをまじめに知りたい人にはお勧めです。
(あんまり面白いエピソードとかは載ってなくて、教科書みたいですけど。)
少数精鋭の組織と積極性を促すための訓示
「課内において、左右をみながら協調をとるというのは嘘であって、
誰しも自分の仕事を精一杯やればよい。自分の仕事を精一杯やるためには、
他人のことまで斟酌している暇がない。他人の仕事は都合でけとばしても、
自分の仕事を推し進める。こういった積極性を持たなくては、よい仕事はできない。」
川上源一
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
